学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 永田 祐 | 年度 | 2024年度 |
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タイトル | 子どもの居場所を支える共通点 (すべての子どもたちが安心してくらせる社会のために) |
内容 | 近年社会全体で子どもの居場所について関心が高まっている。私はこれまで様々な経験を通して子どもと関わり、子どもに寄り添った居場所作りの大切さについて学んだ。その中で全ての子どもが日常生活を送る上で、自分らしく安心して暮らせる居場所とは何か探求してみたいと考えた。そこで本研究では様々な文献や活動事例等を通して居場所の根底を支える共通点を見出し、全国各地でより安定した居場所支援を行うには何が必要になるのか研究していく。本研究の結果として、子どもをまずは主体と考え、その地域の特性に応じた居場所作りが必要になると考える。また今後の課題として、居場所支援の具体的な方向性は検討したが、これをいかにミクロ、メゾ、マクロレベルに普及させていくのかは明らかにできなかった。そこで子どもの居場所支援を普及していくためにも具体的な活動の進め方や、詳細な地域別に沿った支援方法について研究を進めていきたい。 |
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講評 | こどもが安心できる居場所の必要性については、様々なところで指摘されるようになり、またそうした場で育まれる信頼できる大人との関係は、こどもの自己肯定感にも有意な影響を及ぼすことが指摘されています。このような状況を踏まえ、論文では自身の様々なこどもの居場所での活動経験を活かしながら、「居場所」に共通する要素を明らかにしました。なかでも、地域の特性に応じた居場所づくりが必要だという指摘は、逆説的にそれぞれの居場所がこどもを主体にしながら、それぞれ個性ある存在として活動していることを明らかにすることができました。 |
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キーワード1 | 子どもの居場所 |
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キーワード2 | 居場所の特徴 |
キーワード3 | 子ども食堂 |
キーワード4 | 居場所の持つ共通性 |
キーワード5 | 居場所の役割 |