卒業論文詳細

学科教育文化学科 ゼミ教員名越水 雄二 年度2024年度
タイトルフィンランドとイタリアの幼児教育から考える子どもの主体性の育て方
内容 本稿では、フィンランドとイタリアの幼児教育についての分析を通して、子どもの主体性を育てる幼児教育のあり方について論じた。フィンランドの事例からは、「子どもを第一に考え、その意思を尊重しようとする姿勢のもと、大人主導ではなくあくまでも子ども主導の教育を展開すること」が、またイタリアの事例からは、「『幼稚園等施設』、『家庭』、『地域社会』が同じ方針を共有し、活動を通して相互に交わることができる構造のもと、子どもの特性を伸ばす教育を展開すること」が、子どもの主体性を育てるために幼児教育に必要不可欠な要素であると分析することができた。日本の幼児教育の場においても、上記の二点と同様の内容が強く意識されていることも把握できたが、理想の幼児教育を実現するためにかかる現実的なコスト面の分析や、幼児教育の効果の検証、主体性を評価するためのより良い枠組みの模索等が、今後に向けた課題である。
講評 子どもの主体性をいかに育むかという観点からフィンランドとイタリアの幼児教育について調べ、考察を進めた点はユニークだと思う。「子ども主導」を掲げる幼児教育がどのように実践されているか、さらに探究を進めることが期待される。
キーワード1 幼児教育
キーワード2 フィンランド
キーワード3 イタリア
キーワード4 主体性
キーワード5 子ども主導