学科 | メディア学科 | ゼミ教員名 | 竹内 幸絵 | 年度 | 2024年度 |
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タイトル | 「萩の瀬つきあじ」ブランドの現状と課題とこれから ~広島レモンの成功事例に学ぶ~ |
内容 | 本研究は、山口県萩市のブランド魚「萩の瀬つきあじ」を題材に、地域資源のブランド化を通じた地域活性化の可能性を探るものである。広島レモンの成功事例を比較対象に、ブランド戦略の課題を分析し、萩市の水産業が抱える現状を明らかにすることを目的とした。 研究の結果、「萩の瀬つきあじ」の用途が鮮魚として限定されており、多用途性の欠如が浮き彫りになった。また、インタビュー調査から、支援主体型の組織体制や外部連携の不足が、ブランド戦略の推進における障壁であることが明らかになった。加えて、地域の財政的制約が持続可能なブランド戦略の構築を阻害している点も確認された。 以上を踏まえ、「萩の瀬つきあじ」のブランド戦略再構築のために、多用途性の追求や官民連携を活用した広報活動の強化を提案する。また、地域参加型マーケティングやふるさと納税の活用を通じて、地域全体での持続可能な取り組みを促進する方策を提言した。 |
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講評 | 故郷である萩市の特産品の振興を目的に「萩の瀬付きアジ」のブランド化の可能性について多角的に検討した論文である。地域ブランド化(空間・産品)の成功事例である広島レモンの先行研究から、成功要因を、産品の多用途性、官民連携の取り組みという2点と整理し、これを研究テーマである「萩の瀬付きアジ」に参照していった。関係者への複数回の聞き取りや広報資料の分析など果敢に取り組んだ。その結果は、用途の限定性、官民の連携不足、財政的な制約など全くと言っていいほど成功要因に当てはまらなかった。マーケティングの方策探索としては成功した論文とは言えない。しかしメディアの卒論としては大成功。確実に自身のものとした方法論の決定、現場情報の収集、その冷静な分析等の一連の成果は、彼女の卒業後の仕事に活きることだろう。 |
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キーワード1 | 萩の瀬つきあじ |
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キーワード2 | 地域ブランド |
キーワード3 | 地域活性化 |
キーワード4 | |
キーワード5 |