学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 中川 吉晴 | 年度 | 2024年度 |
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タイトル | 野口体操に触れる ーラグビー選手を通じで見いだすその可能性ー |
内容 | 本稿は、野口体操を取り上げ、自分自身で体験し、長年続けてきたラグビーにどのような変化を与えるのか、そしてその先の可能性を見いだすための考察である。私自身がラグビー選手であるため、体の力を抜くことにより、重力を味方につけ重さに頼ることが特徴である野口体操を研究することで、ラグビーのプレーやトレーニングのパフォーマンス向上に繋がると考えた。第一章では、野口三千三がどのような生涯を送ってきたのか、野口体操誕生に至るまでの経緯、野口自身の体操についての考え方などについて述べている。第二章では、数多くある野口体操の中からいくつか選んで、実際に自分自身で体験した。これが本稿での重要な部分であり、この体操を通じてラグビーにどのような影響を与えるのか、日常生活でも変化があるのかを、1ヶ月に及ぶ実験をした結果を述べている。この体操を通じて自分の体を理解し、スポーツ以外でも役立つ場面を見つけたいと考えた。 |
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講評 | 本論文は、野口三千三の体育思想を咀嚼し、実際にいくつかの体操をおこない、そこで生じる体験内容を調べたものである。野口の文献を丁寧に読み込み、野口体操についての理解を深めたこと、実際におこなった体操の数が多いこと、それらをラグビーと結びつけて変化や効果を明らかにしていることが評価できる。 |
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キーワード1 | 野口体操 |
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キーワード2 | 野口三千三 |
キーワード3 | ラグビー |
キーワード4 | 可能性 |
キーワード5 | 日常生活 |