学科 | 産業関係学科 | ゼミ教員名 | 三山 雅子 | 年度 | 2024年度 |
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タイトル | 「母親の仕事と子育ての両立」 育休・産休を取りやすいものにするために |
内容 | 女性の社会進出が当たり前となった現在、育児休業の重要性は高まりつつある。そこで日本の「異次元の少子化対策」などを、子育てがしやすい国と言われているフランスやスウェーデンの子育て支援施策と比較した。フランス、スウェーデンの義務化された育児休業は両国の国民が仕事と子育てを両立する上で必要不可欠なものだと感じた。 日本とフランス、スウェーデンを比較した結果、日本の現在の子育て支援制度は充実しているが、義務化や罰則化がない限り保護者が勤める企業の解釈や保育園の入所選考基準によって十分な育児休業とならないことや働く保護者は仕事や育児休業を諦めることを選択し苦しんでいることが分かった。 日本の企業も国より先行して、対策を講じている企業がある。男性・女性問わず働くようになった日本の子供を持つ労働者が仕事と子育ての両立ができるようになるには大幅な財源拡大と育児休業の義務化、罰則を現在の制度に加えなければならない。 |
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講評 | 子育て支援が徐々に充実しているにもかかわらず、な子供を育てている親は子育てと仕事の両立に苦しんでいるのかを、フランスやスウェーデンと国際比較して、明らかにしようとした卒論である。子育て支援先進国の状況をよく調べているが、もっと自分の言葉で書いたならばより説得力のある論文になったであろう。 |
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キーワード1 | 育休 |
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キーワード2 | 保活 |
キーワード3 | 性別役割分業 |
キーワード4 | 母親と新しい働き方 |
キーワード5 |