学科	産業関係学科	ゼミ教員名	三山　雅子	年度	2024年度
タイトル	建設業界における人手不足を起点とする 問題の現状と解決策

内容

本研究では、建設業界の人手不足に関する現状、原因、解決策を分析した。主な原因として、長時間労働や過酷な作業環境、業界に対するネガティブなイメージ、高齢化が進んでいることが挙げられる。これらの問題は、業界の競争力や生産性に直結し、解決しなければ業界の衰退を招く恐れがある。解決策としては、長時間労働や過酷な環境を改善するために、作業効率の向上やシフト制、リソース共有システムの導入を提案した。また、若者に対して建設業界の魅力を伝えるため、SNSなどを活用し現場の楽しさややりがいを伝えることが重要だと考える。さらに、中小企業への支援施策として、助成金制度や企業間協力を進めるべきだと考えた。今後、技術革新と働き方改革を進めることで、若者を魅了し業界の活性化が期待される。働き方改革を進め、長時間労働の削減を図ることにより、建設業界は多様な人材を受け入れ、社会貢献度の高い職業であることが求められる。総じて、業界全体の取り組みと改革を通じて、建設業界の人手不足問題は解決可能であると考える。

講評	家業について調べた卒論である。その意味で卒論の王道といえるであろう。自分でデータを探しグラフ化した点は評価できる。しかし、やはり卒論にかけた時間が圧倒的に少なかった。もっと早くから執筆に取り掛かったならば、より厚みのある考察ができたのに残念である。

キーワード1	人手不足
キーワード2	長時間労働
キーワード3	高齢化
キーワード4	若者離れ
キーワード5