学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 木原 活信 | 年度 | 2024年度 |
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タイトル | 学校教員におけるソーシャルワーカー・マインドの活用—教育のユニバーサルデザインの視点からの授業設計— |
内容 | 本論文は学校現場での特別な教育的支援を必要とする児童生徒の実態について捉え、通常学級におけるすべての児童生徒がよりよい学びを獲得することにつながる「教育のユニバーサルデザイン」を学校教育に取り入れるためには、学校教員がソーシャルワーカー・マインドを身に付けておくべきであると考え、その際に身に付けることが望ましいマインドとは何かを考察したものである。現在は、通常学級に特別な教育的支援を必要とする児童生徒は必ず在籍している。この実態を踏まえ、文献調査により学校教員が身に付けることが望ましいソーシャルワーカー・マインドについて分析・考察した。その分析を踏まえて、1時間の授業の流れを視覚化するなど、教育のユニバーサルデザインの中でも授業のユニバーサルデザインや学びのユニバーサルデザインの視点を取り入れた、ソーシャルワーカー・マインドを身に付けているからこそ実践できると考える学習指導案を立案した。 |
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講評 | 本論文は、学校教員が特別な支援を必要とする児童生徒に対して、より良い学びを提供するために「教育のユニバーサルデザイン」を取り入れる必要性を論じたものである。その際、教員がソーシャルワーカー・マインドを身に付けるべきであるという主張を展開し、具体的な事例を交えて議論した点は説得力がある。ソーシャルワークと教育を融合させた視点からの提言は、教育の質を向上させるための重要な示唆を提供している。今後、現場での実践を通じて、さらに具体的な成果が得られることが期待される。 |
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キーワード1 | 特別な教育的支援を必要とする児童生徒 |
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キーワード2 | ソーシャルワーカー・マインド |
キーワード3 | 教育のユニバーサルデザイン |
キーワード4 | |
キーワード5 |