学科 | 社会学科 | ゼミ教員名 | 小林 久高 | 年度 | 2024年度 |
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タイトル | 若者はなぜ怪異に魅せられるのか |
内容 | 本論文では、人々の文化や思想に影響を与え続ける「怪異」に焦点を当て、その定義や社会的役割、歴史的変遷を考察する。怪異は時代や社会の変化に応じて「政治的怪異」と「個人的怪異」に分類され、時の権力者による社会安定の道具として利用された一方、個人の心理や価値観が反映された象徴的存在としても機能してきた。さらに、時を経るごとに怪談やホラー映画といった人気コンテンツとして発展し、各時代の思想や社会状況を反映して変容を遂げてきている。口承または文学という形態などを通して親しまれた古代~近世から、科学的視点が導入され怪異のリアリティが議論されていくこととなる明治期、幽霊や妖怪といった存在の有無ではなく、独立したエンタメコンテンツとして発展していく現代まで、多種多様な側面を見せる怪異コンテンツ。今回はこのコンテンツが時代と共に人々の恐怖や不安、娯楽を表象し続ける存在であることを明らかにし、その文化的・社 会的価値を再評価したい。 |
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講評 | 怪異現象や怪異コンテンツへの人々の関心について、それが非日常への没入感、癒し、リフレッシュ、伝統的文化の継承、共同視聴による連帯といった機能をもつことが文献やインタビューをもとに示されている。怪異コンテンツはストレス社会においてますます重要になるという指摘については、そうなんかと感じた。 |
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キーワード1 | 怪異 |
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キーワード2 | ホラー コンテンツ |
キーワード3 | 文化変容 |
キーワード4 | |
キーワード5 |