学科 | 社会学科 | ゼミ教員名 | 藤本 昌代 | 年度 | 2009年度 |
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タイトル | 同志社大学社会学部社会学科の学生の大学観に関するインタビュー調査 |
内容 | 本稿は、同志社大学社会学部社会学科の学生の大学・学部選択における動機、またその意思決定要因を明らかにすることを目的とし、彼らにインタビュー調査を行い学説的アプローチからの分析を行ったものである。同志社大学社会学部は毎年他学部に比べ入試倍率が高い。高校までの授業などでなじみがないはずの社会学の人気の理由を知りたいという動機から本研究に取り組むこととなった。本稿の内容であるが、まず1章で研究の動機と大学進学・学部選択の意思決定についての先行研究を紹介し、対象事象の背景を把握する。第2章では社会学の概要及び本学社会学部の最近の入試状況を示す。第3章でインタビュー調査の概要と結果のまとめ、事例検証をする。そして第4章ではマートンの準拠集団論を用いて調査対象の分析を行う。ここでは渕上の先行研究にのっとって大学進学志望動機と特定大学・学部選択動機を分け、それぞれの準拠集団を探り、マートンの理論を用いての説明を試みる。まとめでは筆者の率直な意見を述べてある。なお、付録としてインタビューのまとめを付してあるので参照されたい。 |
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講評 | 今年度の卒業論文は、インタビュー調査、量的データの二次分析、資料分析、参与観察によって書かれました。就職活動に苦労した年でもあり、着手が遅れた学生も多かったため、仕上げまでかなり苦労していましたが、全体的には例年通りのレベルまで到達しました。個々に関しては、インタビュー調査を行った学生は被調査者確保に非常に苦労した様子で、慣れないインタビューに大変緊張し、またインタビュー結果をまとめることが難しかったようです。二次分析を行った学生は自分で作成した調査票ではないため、使いたい指標になる質問項目がないことも多く、代替変数の作成に苦労していたようです。資料分析を行った学生は膨大な量のテキスト分析で大変疲れたようです。また昔の資料を集めた学生は、自分のストーリーに展開することに苦労したようです。参与観察を行った学生は大量の情報を知ることができるだけに、整理して書くことが大変難しいようでした。最終的にはどの論文も力作で興味深いテーマでした。 |
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キーワード1 | 準拠集団 |
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キーワード2 | 意思決定 |
キーワード3 | 大学全入時代の進路選択 |
キーワード4 | |
キーワード5 |