学科 | 社会学科 | ゼミ教員名 | 藤本 昌代 | 年度 | 2009年度 |
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タイトル | 韓国の若者の就業について |
内容 | 日本での就業が10年前と比べて大きく変わってきている今、隣国の韓国ではどのような就業がおこなわれているのかが気になり、テーマを設定することにした。また自分と同世代である若者について調べようと思い立った。調査をするにあたって利用した資料は韓国労働研究院でおこなわれている学術調査、韓国労働パネル調査である。このパネル調査は10年前からおこなわれている調査であり、その調査対象者は全部で一万人にものぼる。この膨大な量のデータから必要な分だけを抜き出し、クロス表をつくりながら仮説を証明していく。そして韓国の若者の就業について明らかにしていきたい。性別、学歴、職種、業種などがどのように入職経路にかかわり、賃金にどのような影響をもたらすのか。また賃金は若者の生活にどの程度かかわってくるのか。仕事に対する考え方はどうなっているのか。賃金以外の指標も用いながら韓国の若者の就業に対する考え方を、データを使って証明する。 |
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講評 | 今年度の卒業論文は、インタビュー調査、量的データの二次分析、資料分析、参与観察によって書かれました。就職活動に苦労した年でもあり、着手が遅れた学生も多かったため、仕上げまでかなり苦労していましたが、全体的には例年通りのレベルまで到達しました。個々に関しては、インタビュー調査を行った学生は被調査者確保に非常に苦労した様子で、慣れないインタビューに大変緊張し、またインタビュー結果をまとめることが難しかったようです。二次分析を行った学生は自分で作成した調査票ではないため、使いたい指標になる質問項目がないことも多く、代替変数の作成に苦労していたようです。資料分析を行った学生は膨大な量のテキスト分析で大変疲れたようです。また昔の資料を集めた学生は、自分のストーリーに展開することに苦労したようです。参与観察を行った学生は大量の情報を知ることができるだけに、整理して書くことが大変難しいようでした。最終的にはどの論文も力作で興味深いテーマでした。 |
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キーワード1 | 韓国 |
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キーワード2 | 若者 |
キーワード3 | 就業 |
キーワード4 | パネル調査 |
キーワード5 |