学科 | 社会学科 | ゼミ教員名 | 小林 久高 | 年度 | 2009年度 |
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タイトル | 大学進学について―心身への影響から考える |
内容 | この研究は教育実習の経験から、自らも4年前に経験した大学受験に対して興味を持ったことがきっかけだった。 序盤では、「大学」という存在がどのような移り変わりによって今の在り方になったのか。そしてどのような過程から、人口の半数が大学進学を目指す時代になっていったのかを、女性の社会進出に触れながら、日本における歴史的・文化的背景から考察していく。 そして高等教育機関の中でも4年制大学に絞り、実際に生徒自身はどのように受験の意思決定をするのか見ていき、最後に受験前後では精神的にどのような変化がみられるかについて先行研究をふまえ考察した。 以上より、受験生の心身に対するより効果的なケアとはなんなのかについて考えていきたい。 |
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講評 | 本年度の卒業論文も、ゼミ生の関心を反映して多様なものとなった。それらの論文は、「食意識」「笑い」「日系二世と三世の意識」「美意識」「幸福」など、さまざまな社会意識を対照としており、方法についても、調査データの分析、ドキュメント分析、文献研究、概念的研究と多様である。 すべての論文からは学生の真摯な努力の後が見られ、結果はほぼ満足のいくものである。ただ、もう少し時間をかければすばらしい論文になると思われるものもあり、この点は少し残念に感じている。 データ収集の難しさ、分析の難しさ、論文構成の決定の難しさ、締め切りに間に合わせて執筆する難しさを学生たちは深く感じただろう。悩んで一時何も書けなくなった学生もいたようだ。それでもなんとか書き上げた学生たちの底力はたいしたものである。ゼミ生全員、今回の執筆の経験を卒業後にも生かして欲しいと思う。 |
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キーワード1 | 受験 |
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キーワード2 | ストレス |
キーワード3 | 女子の高度教育 |
キーワード4 | 受験生の意思決定 |
キーワード5 |