学科 | 社会学科 | ゼミ教員名 | 小林 久高 | 年度 | 2010年度 |
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タイトル | 就職活動の逆機能 |
内容 | 現在の就職状況はどうなっているのか。現在の就職活動の実態を明らかにするとともに、それは学生、大学、企業、就職情報会社にどのような事象を引き起こしているのだろうか。学生の面接は嘘つき大会になり、大学は就職予備校化し、企業は採用を早期化させる。さらには就職活動をつくった就職情報会社までもが就職活動に振り回されている今の就職活動は正しく機能していると言えるのだろうか。就職活動は早期化し、大学の教育は重視されなくなり、学生の質を低下させ、また採用を早期化させていく。この就職活動での悪循環を止める方法はあるのだろうか。本著を読むことで正しい就職活動の在り方について考えるきっかけを持ってほしい。 |
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講評 | 本年度の卒業論文は、文献をもとにした理論的研究、データの計量分析にもとづく論文、質的なデータ分析にもとづく論文と多様な方法を用いるものだった。 また、扱っている対象も、社会学の原点ともいうべき問題を解いた「宗教と科学」といったものから、現代的な問題を解く「就職活動の逆機能」といったものまでさまざまであった。 提出された論文はすべて、かなりの水準を示すものであり、執筆者が真剣に問題に向きあい、何とかその問題の構造や原因を明らかにしようとしている姿が文脈からありありとうかがえた。教員としてそういった論文を読むことは楽しくもあり、勉強になったことも多い。すべての執筆者の努力を高く評価するとともに、感謝したいと思う。 |
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キーワード1 | 就職活動 |
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キーワード2 | 学生 |
キーワード3 | 大学 |
キーワード4 | 企業 |
キーワード5 | 就職情報会社 |