学科 | 社会学科 | ゼミ教員名 | 鯵坂 学 | 年度 | 2010年度 |
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タイトル | 重要伝統的建造物群保存地区とまちづくり―滋賀県東近江市五個荘金堂地区を事例に |
内容 | 1975(昭和50)年に文化財保護法が改正され、伝統的建造物群保存地区制度が創設された。それによって各地で町並み保存のまちづくりが進められ,重要伝統的建造物群保存地区(以下、重伝建地区)として歴史的な町並みが保存されてきた。滋賀県東近江市五個荘金堂地区は、1998(平成10)年に重伝建地区に選定された農村集落である。現存する江戸時代後期からの近江商人の本宅や伝統的な農家住宅等の歴史的な町並みは、住民の誇りであり、訪れる多くの人々を魅了している。では、この地区ではどのようなまちづくりが行われてきたのか。その実態を捉えるために、まちづくりを推進してきた住民組織と行政にインタビューを行った。重伝建地区選定前後の取り組みから、その意義や課題、金堂地区の今後についての考察を行っている。 |
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講評 | 結果として卒業論文の完成度にはかなりの差が見られた。もう少しで修士論文並みになるような高度なものと、先行研究や資料の一部を引用しただけの「つまらない」ものがあった。卒論で明らかにする課題をしっかり持ち、先行研究を的確に理解し、それに基づいて明確な分析枠組みを持っていたかどうかが、卒論の出来不出来の要因となった。その差異の原因は、就職活動の終了の時期による時間的なものあったが、大学生活最後の作品である卒論に取り組む各自の姿勢が大きかったのではと推察している。時間があったのに適当に論文をまとめた人、時間的に困難があっても、フィールド・ワークや資料収集にしっかり取り組んだ人もあった。 なお、3回生までの社会学科の授業の内容をあまり吸収していないと思われる論文もかなりあった。また、論文を書く視点が自己の日常的な経験に留まり、錯綜する現代社会を理解しようとする社会学的想像力が身についていないのでは、と感じられる論考もあった。 |
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キーワード1 | 重要伝統的建造物群保存地区 |
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キーワード2 | まちづくり |
キーワード3 | 五個荘金堂地区 |
キーワード4 | |
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