学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 山田 礼子 | 年度 | 2013年度 |
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タイトル | 「大学の入試広報の在り方-高校教員へのインタビュー調査から-」 |
内容 | 本稿は、大学淘汰の問題から大学の広報に問題を設定し、高校教員・受験生・大学職員へのインタビューを通して、入試広報の在り方を調査した論文である。第一章では問題背景として大学の学生獲得の現状、大学を選ぶ受験生目線での進路選択意識を調べた。第二章では、進路指導と広報の関わり、進路選択への影響メディアと効果測定、大学の高校訪問に関する先行研究をまとめた。第三章からは具体的な問題意識を明らかにし、インタビュー調査の詳細について述べ、結果、考察に至った。この調査から、大学側の発信する情報と高校教員が求める情報との齟齬が見られた。大学側は、対象とする高校生の学年毎に広報を変える必要性があること、特にオープンキャンパスに注力すること、高校訪問では対象高校を事前に調査し、その情報に沿った適切な情報提供をすること、大学の実態を可視化・数値化することで高校側の求める広報に近づけることが考察として得られた。 |
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講評 | 2013年度の卒業論文執筆者は6名であった。全員が高等教育に関連したテーマを扱い、「留学に関する問題」、「高校への大学広報のあり方」、「就職支援システムの分析」、「編入制度に関する問題」、「私立大学の教員養成制度に関する問題」、「私立大学の新学部設立の動向」等が具体的なテーマであった。昨年ゼミ担当教員が国内研究で3年生ゼミを担当していなかったことから、4年次から全員が本ゼミに所属して研究を進めてきた。指導時間が短かったにも関わらず、各人が自主的に、自律的に研究を進め、例年以上に論文執筆は順調であったというのが印象である。当該ゼミでは、生のデータを集めて、分析するということが最も大きな壁であるが、それにも全員が積極的に関わり、自立的に進めてきただけでなく、学生同士が協力しあい、励まし合いながら論文執筆を行ってきた。このような経験は貴重であると思うし、是非社会に出ても、こうした経験を活かすことを期待している。 |
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キーワード1 | 大学広報 |
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キーワード2 | 入試広報 |
キーワード3 | 高大接続 |
キーワード4 | 広報の効果測定 |
キーワード5 |