学科 | 社会学科 | ゼミ教員名 | 鯵坂 学 | 年度 | 2011年度 |
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タイトル | 京都の近代と記憶としての建築――まちづくりに近代建築を活かす |
内容 | 京都=古都」というイメージを持っている人は少なくない。しかしながら、実際に京都市を訪れてみると、寺社や町家に代表されるような「日本らしい」と感じられる古い建築ばかりが京都のまちを構成しているわけではないことに気付く。中心市街地には現代的な建物が立ち並び、近代建築がちらほらと姿を見せる。狭い道や市街地から離れると、伝統ある町家や古社寺が顔をのぞかせる。つまり、まちの構成要素となっているものはあらゆる時代の建築であり、それらが混在して建っているまちが京都であることに直面する。約1,200年間日本の首都を務めた京都は、全国各地の文物や文化を受け入れてきた。だからこそ、明治以降、建築の面においても多用な様式が積極的に採用された。スクラップアンドビルドの時代を超えて、今、建築に対する評価を見直す動きが強まっている。 本稿では、京都市において近代建築を保存あるいは活用する意義を明らかにし、保存・活用の課題を発見したうえで、まちづくりにどう活かすことが望ましいのかを考察する。 |
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講評 | 今年の卒業論文は、例年に比べて良くできた論文が少なかったように思います。その理由は、①就職活動が長引いた人がかなりあったこと、②早めに就職が決まった人の中でも、取りかかりが遅い人がいたことだと思います。 卒業論文をしっかり書くことにより、論理力、表現力、情報収集力などがついて、実社会で生き抜いていく力が付きます。分りやすい明晰な文章が書ける人こそインテリ(intelligentia)です。 卒業後も的確な情報を集め、それをもとに明快な文章が書けるように自分を鍛えてください。 |
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キーワード1 | 京都市 |
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キーワード2 | 近代建築 |
キーワード3 | 保存 |
キーワード4 | |
キーワード5 |