卒業論文詳細

学科社会学科 ゼミ教員名立木 茂雄 年度2011年度
タイトル就職活動満足度に影響する要因について
内容  大学生の次のステップ、社会人になるために行われるのが「就職活動」である。就職以外にも道はたくさんあるが、多くの大学生にとってこの就職活動という過程は今後の人生を決める非常に重要なものである。この20年で大卒就職はバブルに沸いていた空前の売り手市場の時期から、バブル崩壊による就職難へ、そして1996年の「就職協定」の廃止、その後短期間の採用回復期を経て2008年、リーマンショックの影響により、再び就職氷河期が訪れた。就職活動の早期化、長期化、厳選化は大学生を苦しめている。さらに2011年3月11日に起こった東日本大震災も2012年卒の就職活動に大きな影響を与えた。
 このように閉塞感漂う2011年の日本で、2012卒の学生はどのように、そして何を考えながら就職活動を行い、終えたのか。また就職活動満足度に影響を与える要因は何なのかを「大学生活仮説」、「就職活動仮説」、「内定先客観的指標」、「面接内容仮説」の4つの仮説を基本に、検証・分析する。
講評  大学生の就職活動満足度を左右する要因について精力的に仮設を形成し、インタビュー調査を通じて検証を行った卒論です。初期はインタビュー時間が1人15分だったと聞いてのけぞりましたが、なんとか質的調査としての満たすべき方法基準を最後には達成することができました。ご苦労様でした。

キーワード1 就職活動
キーワード2 就職氷河期
キーワード3 満足度
キーワード4
キーワード5