学科	社会学科	ゼミ教員名	立木　茂雄	年度	2011年度
タイトル	〈モンスターペアレント〉の実態と対応策に関する事例研究―教師へのインタビュー調査から―

内容	近年、<モンスターペアレント>という、不当で不可解な要求を、次々に担任や校長、学校などにつきつける保護者が話題となっている。保護者の無理難題が違法なものへと発展し逮捕者が出るほど、社会問題として深刻化しており、保護者の行為や発言によって精神的に病む教師が出る事例や、長年にわたって教師を続けてきた教師でさえ、仕事を続けることができなくなってしまうという事例が数多くあげられている。最悪の場合は教師が自殺する事例も見られる。またその数は増加傾向にある。 　現在、問題の対応策として、各自治体や教育委員会が保護者対応マニュアルを作成し推進するなどの手立てはとっているが、それらは一時的な対応策にすぎないため、より抜本的な解決をしていくことが現在の課題である。 本稿は、<なぜ、このような問題となったのか>、また、<最善の解決策は何か>、先行研究とインタビュー調査をもとに、検討していく。

講評	途中でゼミへの参加がほとんどなくなっていた白井さんですが、院生たちの献身的なサポートによってなんとか卒論完成までこぎつけることができました。松川TAに感謝の卒論です。

キーワード1	モンスターペアレント
キーワード2	教師の連携
キーワード3	学校内のチームワーク
キーワード4
キーワード5