学科 | 社会学科 | ゼミ教員名 | 小林 久高 | 年度 | 2012年度 |
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タイトル | 社会の変化と人気アニメの変化の関連性 |
内容 | 1963年より本格的にアニメは放送を開始するようになる。当時放送された人気のアニメは正義と悪が明確に描かれたSFアニメとなっている。しかし、次第にアニメは多様化をみせ夢や理想を描いた作品が人気を得ることとなったり、また恋愛をテーマにしたアニメが人気を得るようになったりする。そして近年では成長を促すようなアニメが人気を得るようになる。 アニメはテレビで放送が始まって以来このように大きく分けて四つのテーマが盛衰をみせることとなる。なぜこのような変化をみせるのか。その理由は人気アニメが社会の求めるものを投影した作品となっているからである。例えば学生運動のような正義を掲げた活動が盛んに行われていた時期には正義をテーマにしたアニメが人気を得、近代のようなひきこもりや自殺が増えた負の社会では成長を促すアニメが人気となる。このように社会の展望によってアニメは姿を様々に変化させるのである。 |
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講評 | アニメの主題歌が社会の現実や希望に対応していることがわかる好論文である。むずかしい時代区分の設定もなんとかクリアしている。 |
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キーワード1 | アニメ |
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キーワード2 | サブカルチャー |
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