学科 | 社会学科 | ゼミ教員名 | 鯵坂 学 | 年度 | 2014年度 |
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タイトル | 子どもたちの遊ぶ声が消えた-祖父母・親世代から小学生の遊びの変化- |
内容 | ここ数年、子どもたちの遊ぶ声をあまり聞かなくなった。10年前に筆者が毎日のように聞いていた、子どもたちの楽しそうな遊ぶ声は、いったいどこにいってしまったのであろうか。子どもの成長過程において、「遊び」は必要不可欠なものであるが、何が原因で、このように変わってしまったのか。 このような社会は子どもが作ったのではない。大人たちが子どものためをと思い、習い事の種類を増やしたり、子どもたちの身を守るために、公園などに置いてある遊具をなくしたり、などという遊びの三間(時間・空間・仲間)の喪失によるものであった。この遊びの三間をはじめとする様々な要因が子どもの社会に影響を及ぼし、現代のような子どもの在り方に変わっていってしまったのである。 そこで、世代ごとの遊びの変化や時代背景を知るために、祖父母世代、親世代にインタビュー調査を行い、現代の小学生には、自然な遊び・行動が見て取れる参与観察を行い考察していく。調査対象は筆者の祖父母(1930年代生まれ)両親など(1960年前後生まれ)、そして、アルバイト先である学童保育の小学生たちに設定した。 |
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講評 | 今年は卒論の取り組みが遅れた人が、例年以上に多くて残念でした。提出1ヶ月前に、研究テーマ・対象をかなり変えた人、なかなか調査対象を決められなかった人などがいました。一方で、先行研究を踏まえて、夏前に調査の準備にとりかかり、夏休みに調査を実施し、さらに新しい先行研究や資料を見つけて、その枠組みを用いることにより、充実した論文となった人もありました。それらには、Aを付けて在ります。 気になった点は、以下です。 ①先行研究の探し方が不足している論文が多かった。そのために、自己の研究を進めていく際の分析視角や、インタビューの課題が明確でなく、論文全体が未熟なままとなっていました。 ②参照文献の引用注があったものの、かなりの分量の丸写しが見られる論文が見られました。 ③インタビューの準備、開始の遅れから、3~6人程度の対象にしか、面接していない論文がありました。 |
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キーワード1 | 遊び |
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キーワード2 | 子ども |
キーワード3 | 遊びの三間 |
キーワード4 | |
キーワード5 |