学科 | 社会学科 | ゼミ教員名 | 鯵坂 学 | 年度 | 2014年度 |
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タイトル | 観光まちづくりの成功例、滋賀県長浜市・株式会社黒壁-これまでの成果とこれからの課題- |
内容 | 近年、地方都市の衰退の問題が取り沙汰されることが多くなっている。消滅の危機にある自治体も多い。昨日行われた衆院選挙のマニフェストにも「地方創生」という題目が見られるように、その重要性は増してきている。 しかし、既存の自治体による、行政主導の地域活性化にも限界が見え始め、有効なまちづくりを行っていくうえで、民間からの積極的な取り組みが必要となってきている。 そこで、行政が奨励する「観光まちづくり」を地方都市における地域活性化の一つの糸口と考え、観光まちづくりの成功例として注目されている滋賀県長浜市のまちづくり会社である株式会社黒壁について、先行研究にならって深く掘り下げる。 黒壁が地域活性化に成功したプロセスや要因の考察に加えて、現在黒壁の抱える課題や問題点などに言及していく。本稿には株式会社黒壁が行ってきた取り組みを蔑にする意図はなく、成功例とうたわれた黒壁ですら問題点を抱えており、それらを考察することによって別の地域でのまちづくりの助けになればと考え執筆した。 |
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講評 | 今年は卒論の取り組みが遅れた人が、例年以上に多くて残念でした。提出1ヶ月前に、研究テーマ・対象をかなり変えた人、なかなか調査対象を決められなかった人などがいました。一方で、先行研究を踏まえて、夏前に調査の準備にとりかかり、夏休みに調査を実施し、さらに新しい先行研究や資料を見つけて、その枠組みを用いることにより、充実した論文となった人もありました。それらには、Aを付けて在ります。 気になった点は、以下です。 ①先行研究の探し方が不足している論文が多かった。そのために、自己の研究を進めていく際の分析視角や、インタビューの課題が明確でなく、論文全体が未熟なままとなっていました。 ②参照文献の引用注があったものの、かなりの分量の丸写しが見られる論文が見られました。 ③インタビューの準備、開始の遅れから、3~6人程度の対象にしか、面接していない論文がありました。 |
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キーワード1 | 観光まちづくり |
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