学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 越水 雄二 | 年度 | 2014年度 |
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タイトル | フィンランドにおける読解力における影響ー学校および公共図書館の取り組みからー |
内容 | フィンランドは、生徒の学力到達度調査で高い成績を残してきた。中でも2年連続世界一をとった読解力に注目し、それに対して図書館が与える影響に焦点を合わせることがこの研究の目的である。フィンランド人は読書好きであるという背景や、読解力をつけるための教育方法などから、読解力への影響でよく取り上げられる要因を理解した上で、学校図書館については簡単な様子とその取り組みについて、公共図書館については、概要を説明した上でいくつか具体例を取り上げていく。これらを通して、図書館の取り組みと利用者の理解が存在することで、フィンランドの高い読解力が生まれていることがわかった。図書館は利用者が求めるものを知り、それを提供し、利用者は自分が求めているものに合った情報が図書館にはあることを知っている。こういった関係性がフィンランドの読解力における好成績に影響を与えているのだと考える。 |
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講評 | 「教育文化学演習Ⅲ・Ⅳ④」、すなわち〈西洋教育文化ゼミ〉では今年度、17編の卒業論文が提出されました。本データベースに掲載された各論文の梗概からお分かりの通り、17編の内容はヴァラエティに富んでいます。ゼミ生は自分の研究テーマに詳しくなるのはもちろん、他のメンバーによる多彩な発表からヨーロッパの教育文化について幅広い知識や情報を得られたはずです。それらが各自の生涯学習のための素養となり、今後の生活の中での様々な学びや楽しみの機会に、意外な時に意外な所でも想起され活かされることがあれば幸いに思います。私は今後、本ゼミ生が、卒論のテーマを3年次の終わりには設定し、4年春学期に先行研究を把握して自分の研究の焦点を定め、できれば夏休みに現地を訪ねて、本格的な調査はできなくても空気を肌で感じた上で、4年秋学期に考察を深めて執筆を進められるような、指導体制・学習環境の提供に努めていきたいです。(越水雄二) |
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キーワード1 | フィンランド |
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キーワード2 | 学校図書館 |
キーワード3 | 公共図書館 |
キーワード4 | 読解力 |
キーワード5 |