学科 | 社会学科 | ゼミ教員名 | 鯵坂 学 | 年度 | 2015年度 |
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タイトル | 京都における観光ボランティアについて~高齢者の活躍~ |
内容 | アメリカの人気旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー」で「世界で一番行きたい都市ランキング」1位に輝いた京都は、国内外から毎年たくさんの人々が訪れる。日本において外すことの出来ない観光都市である。この観光都市「京都」を支えるのは、行政における施策や市民ボランティアによって行われている「おもてなし」活動である。数ある活動の中でも本稿ではリタイア後の高齢者が行っているボランティアに焦点を当てて活動動機やきっかけ、やりがいなどを調査している。 具体的な調査方法としては、リタイア後に無償でボランティアをされている方にインタビューと京都市観光MICE推進室が主催のおもてなし交流会の参与観察を行った。その結果、『京都観観光振興計画2020』の中で示されていた施策における内容と、ボランティアの方が行っている活動内容が一致していることが明らかになった。そしてリタイア後となると老後の生活をゆっくり暮らしている方もいる中で、形として見返りのない無償ボランティアを行っている方の特徴として、無償ならではボランティアの楽しみ方を持っている方やボケ防止や運動不足など高齢者ならではの問題も同時に解消することが1つの目的であるという事も明らかにすることが出来た。 |
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講評 | 今年度は就職活動の開始が例年より4か月も遅れたため、内定が早い人で8月末ころとなったため、卒論の取り組みがかなり遅れました。これにより例年と比べて、「生煮え」の卒論が多くなりました。それなりに頑張った人もいたのですが、Aに届く論文は、残念ながらありませんでした。気が付いたことを書きます。 ◇良かったこと 独自な視点からテーマを選んで、先行研究をふまえて分析視角を設定し、時間の無い中でも地域調査やフィールド・ワークを頑張った人がいた(5人)。 ◇反省点 ①先行研究を見つけそれをじっくり読み、そのエッセンスを自分の言葉でまとめることが不十分な人が多かった。その結果、かなりの人にコピー・ペーストの部分が見られた(10人)。 ②春に配ったスタイル・ガイドにそった記述が出来ていない人があった(6人)。社会に出ればわかると思いますが、文章を書くにもそれぞれの組織・団体にルールがあるのです。 ③引用の付け方が不十分で(6人)、また(注)を使わない人もあった(3人)。 ④1つの文章が長すぎ、文脈が分りづらい論文があった(9人)。もっとシンプルな、文章を書いてください。 ◇次年度生へのお勧め 春休み段階で先行研究をしっかり探しそれら読み、それらをもとに調査をするなり、文献研究を進めるなりしてほしい。 |
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キーワード1 | おもてなし |
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キーワード2 | ボランティア |
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