学科 | 社会学科 | ゼミ教員名 | 小林 久高 | 年度 | 2015年度 |
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タイトル | 脱・自立 ~障害者の一人暮らしから見える私たちの自立のあるべき姿~ |
内容 | 私は障害者の自立支援をしている。そうした中で彼らの自立というものが私にとって疑問となった。私たちの自立観は、「自分1人でなんでもしていく」である。一方、彼らの自立観とは、人の手を借りても自分で決めて生活をすることである。このように、私たちと彼らの自立観には大きな違いがあるのだ。そうした自立の違いを彼ら障害者がたどってきた自立運動の歴史と私が四年間行っている介助の現場、そこで書かれている「介護交流ノート」から介助現場におけるカルチャーショック、介助への不満、自立観の衝突、自立支援からただの仕事へ、という項目から障害者の自立観と私たちの自立観とのズレを示し、介助の現場を描き出し、後に障害者の自立生活運動の源流である「青い芝の会」の思想「共生」に向けての新たな取り組み、そこから見えてくる彼らの「共生」という理念が私たちにとって新たな自立の形となって見えてくることを本稿の目的とする。 なお、本稿では「介助」と「介護」という言葉が使い分けているのに意味はなく、頻繁に出てくるが同じ意味として理解していただきたい。 |
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講評 | 参与観察をもとにした論文。とても深いテーマについて検討を試みた論文。結論はとても興味深いがその結論までの道筋をもう少しきちんと述べてほしかった。 |
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キーワード1 | 障害者 |
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キーワード2 | 自立 |
キーワード3 | 共生 |
キーワード4 | |
キーワード5 |