学科	社会学科	ゼミ教員名	小林　久高	年度	2015年度
タイトル	神仏再習合への軌跡と展望 ―神仏霊場会へのインタビュー調査を通じて―

内容	「日本に仏教が伝来してから明治政府の神仏分離令が発令されるまでの約1500年間、神道と仏教はお互いに独立はしているが相互補助を行う神仏習合の形態をとってきた。そして、人々の信仰に深く根付いていた。しかし、神仏分離令・廃仏毀釈によって神仏は分離される。現在、この分離された状態をもう一度習合させる神仏再習合の動きがみられる。この活動を行っているのが、古都の森観光文化協会と神仏霊場会である。この会に所属している石清水八幡宮と聖護院門跡の代表者にそれぞれインタビュー調査を行い、神仏の関係歴史と現代の関係を「明治時代以前」「明治時代以降」「古都の森観光文化協会・神仏霊場会発足」この3つに時期区分することによって神仏再習合への軌跡と展望を述べる。」

講評	文献研究とインタビューをもとに作成された論文。現代そして今後の日本の宗教のあり方を考えさせられた。宗教関係者へのインタビューはなかなか興味深い。

キーワード1	神仏分離・廃仏毀釈
キーワード2	神仏再習合
キーワード3	古都の森観光文化協会・神仏霊場会
キーワード4
キーワード5