卒業論文詳細

学科社会学科 ゼミ教員名小林 久高 年度2015年度
タイトル「アイドルらしさ」の諸要素に関する考察
内容 時代とともに変化を続けている女性アイドル。多様なアイドルが存在している中で、アイドルを構成する「アイドルらしさ」とは何なのかを時代的な背景を踏まえて研究した。本稿では、女性アイドルのみを取り扱い、アイドルの活躍した年代を1970年以前、1970年から2000年までを10年ずつに区切って、それぞれ「主に活躍した人」「社会背景」「当時アイドルに求められていたこと」の観点から述べた。その結果、アイドルはメディアなどあらゆるものから影響を受けて変化し、また、人々がアイドルに求めるものも、時の流れに伴い変容を遂げていることが分かった。また、現代のアイドルについては、その多様性と求められていることについて論じた。それらを踏まえたうえで「アイドルらしさ」を抽出すると、6つの要素に分けられることが明らかになった。その6つとは、「外見」「年齢」「健全さ/不健全さ」「みんなのものという意識」「親しみやすさ」「社会からの認知」である。
講評 文献をもとにした論文。歴史を追った記述は面白いのだが、もう少し説得力のある議論がほしいと思う。
キーワード1 アイドル
キーワード2 歴史
キーワード3 要素
キーワード4
キーワード5