学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 山田 礼子 | 年度 | 2014年度 |
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タイトル | 教職大学院政策に対する批判的検討 |
内容 | 2008年に開学した教職大学院は、学校教育における理論と実践の往還を掲げ、実践的指導力を持つ教師の育成を目指している。特に、学校現場との連携を重視しており、10単位以上の学校現場における実習が義務付けられている。また、多様性を生かす学びを推進しており、学部新卒学生と現職教員学生がともに学ぶカリキュラムが編成されている。現代社会において、教職大学院は教員志望者の新たな進路の一つとして位置づけられている。しかしながら、定員充足率の低さや教員志望者の「就職予備校」化など、問題は山積している。教職大学院の政策的課題を、インタビュー調査による学生の学びの実態から明らかにした。その結果、教職大学院のカリキュラムが学生の要望を充分満たすものだと明らかになったが、一方で学生の実態と政策との間に諸課題が露わになった。今後の教員養成を担う教職大学院において、高度職業人としての教員の養成が更に推進されるよう、教職大学院の政策的な見直しが求められる。 |
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講評 | 本年度の卒業論文を執筆した学生は20000字が8名、10000字が1名の計9名であった。 今年は従来よりも、比較的早期から課題を設定して、課題に取り組んだといえる。また、当該ゼミでは大学院生を交えてのゼミでのディスカッションも日常化していることもあり、大学院生からのアドバイスを受けながら、課題に取り組み、アドバイスを受けて、修正した内容を教員に提出するというプレセスが機能したと評価できるだろう。ラーニング・コモンズを積極的に利用し、ラーニング・コモンズに常駐している教員からの学習指導を受けたことも、自立的に卒業論文に向き合えた要因となった。当該ゼミでは、データを収集し、それを分析することが基本となっているため、早期からデータ収集に取り掛からなければ、分析と卒業論文執筆までこなすことはむずかしい。今年の学生たちはそうした時間配分をゼミ生同士で自発的に管理することができたのではないかと思う。 |
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キーワード1 | 教職大学院 |
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キーワード2 | 現職教員 |
キーワード3 | 学部新卒学生 |
キーワード4 | 教員養成修士課程 |
キーワード5 | 教科の専門性 |