学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 山田 礼子 | 年度 | 2014年度 |
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タイトル | 主体的な学習促進のために学生スタッフが果たす役割―同志社大学ラーニング・コモンズを事例に― |
内容 | 我が国では、少子高齢化が進み18歳以下の人口の減少により、大学入学の受け入れ人数より大学入学志願者数が下回るという現状である。また、近年急速に進むグローバル化により、外国語に特化するだけでなく、創造的な意見の主張や世界に通用する力を持つ人材が必要となってきている。我が国にとって今最も必要なのは、将来の我が国が目指すべき社会像を描く知的な構想力であり、そのために大学ができることは計り知れない。 「ラーニング・コモンズ」はそのような現状に対応する大学生のための創造的な学習施設であり、従来の知識伝達型の受動的な学習からの脱出に有効な手段である。しかし、単なる設備投資に終わるだけでなく、人的な資源によってその役割を機能していく必要がある。そこで本稿では、同志社大学ラーニング・コモンズの学習支援を事例に、学習相談における人的支援の実態をインタビュー調査によって明らかにし、今後のラーニング・コモンズの在り方を人的支援の観点から提示する。 |
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講評 | 本年度の卒業論文を執筆した学生は20000字が8名、10000字が1名の計9名であった。 今年は従来よりも、比較的早期から課題を設定して、課題に取り組んだといえる。また、当該ゼミでは大学院生を交えてのゼミでのディスカッションも日常化していることもあり、大学院生からのアドバイスを受けながら、課題に取り組み、アドバイスを受けて、修正した内容を教員に提出するというプレセスが機能したと評価できるだろう。ラーニング・コモンズを積極的に利用し、ラーニング・コモンズに常駐している教員からの学習指導を受けたことも、自立的に卒業論文に向き合えた要因となった。当該ゼミでは、データを収集し、それを分析することが基本となっているため、早期からデータ収集に取り掛からなければ、分析と卒業論文執筆までこなすことはむずかしい。今年の学生たちはそうした時間配分をゼミ生同士で自発的に管理することができたのではないかと思う。 |
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キーワード1 | ラーニングコモンズ |
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キーワード2 | 学生スタッフ |
キーワード3 | 学習相談 |
キーワード4 | 主体的学習 |
キーワード5 | アクティブラーニング |