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喫茶店・カフェに行く目的は人によって様々である。筆者は以前、あるカフェに訪れてそう感じた。近年、SNS(ソーシャルネットワークサービス)を利用する人が増加している。SNSの中でも若い世代に人気があり、支持されているのがInstagram(インスタグラム)だ。Instagramの出現により、商品やサービスを提供する様々な企業の宣伝・広告の有り様も変化してきた。若者にとって喫茶店・カフェに行く目的はこのInstagramにもあるのではないか。そして喫茶店・カフェでもInstagramがお店の宣伝として重要なツールとなっているのではないか。本研究では喫茶店・カフェを運営する人がお店の宣伝としてInstagramを重要視しているか、実際に大学生がInstagramを利用して喫茶店・カフェに訪れるか、という事をインタビュー調査した。そして筆者が喫茶店・カフェに赴き調査した。その結果、Instagramのためだけにお店を訪れるというより、Instagramで見た食べ物や飲み物を楽しむために行く大学生が多い事と、Instagramを重要視している店主は確かに多い事が分かった。筆者が実際に訪れてみて、Instagramで話題になっている比較的新しいお店では続々と人が訪れていた。今、お店を知ってもらうためにInstagramはとても重要なツールであるのかもしれない。 |