学科 | 社会学科 | ゼミ教員名 | 藤本 昌代 | 年度 | 2017年度 |
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タイトル | 大阪府の格差とそれによるモラルの格差 |
内容 | 大阪府は北摂地域の北部と、南河内地方と泉州地方からなる南部で経済格差が昔から存在した。その格差は現在でも拡大の一途を続けている。今回は国勢調査や大阪府のデータから大阪府の経済格差の現状について論述していく。さらにその経済格差の現状の格差を踏まえつつ、その格差が人々の考えやモラルにどのような影響を及ぼすかを調査していく。そこで今回は北部の高槻市と豊中市、南部の羽曳野市と泉大津市の4都市のモラルの調査を実施した。今回の調査では実際に現地に赴き、駅前や住宅地、公園などの6か所のモラルの調査を実施した。各箇所にごみのポイ捨て、違法駐輪、危険走行などの違法行為の項目を作り、その数をカウントしていき各都市のモラルの違反の個数を比較していく。その結果から各項目の結果の原因を歴史的な側面や心理的な側面から分析していく。また今回の分析結果でモラルの水準の高かった高槻市とモラルの水準が低かった羽曳野市の考察を財政面や市の取り組みから実施する。 |
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講評 | 本論文は大阪府の地域的経済格差、いわゆる「南北問題」が人々のモラルにどのように現れているかということに着目したものである。大阪府の経済指標から地域間格差を検討し、いくつかの地域を観察都市として選択し、「モラル」に関する指標を考え、その項目について定点観測し、その違いを比較して書かれた。調査の結果から経済的な違いだけではなく、子供を持つ家族が住みやすい住空間になっているかが、ルールの遵守に影響することを明らかにした。広範囲な地域を根気よく観察した労作である。 |
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キーワード1 | モラル |
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キーワード2 | 犯罪 |
キーワード3 | ゴミ |
キーワード4 | |
キーワード5 |