卒業論文詳細

学科社会学科 ゼミ教員名鵜飼 孝造 年度2018年度
タイトル聞き上手、話し上手どちらの方が人付き合いが上手いのか
内容 ストレス社会、SNS社会と呼ばれる現代で、現役大学生の対人関係の意識や傾向はどのようなものなのか。対人力、聞く力、話す力の定義を基に聞き上手と話し上手に分けて調査をすすめた。そして、大学生の集大成である就職活動についても調査を進めた。
調査の結果、聞き上手、話し上手どちらにも共通して言えることが多く、「聞く」「話す」どちらかの才能が優れている限り、人付き合いは上手いといえる。就職活動に関しては聞き上手が優勢であるが、「自分は話せる」「上手くできる」とモチベーションを高く持つことで、納得のいく内定がもらえることが分かった。
 今後の課題として、日本人のコミュニケーションは海外に比べると薄く、壁が存在するため、人同士の距離を縮めるノンバーバルコミュニケーションを推奨したい。
講評 コミュニケーションは、人間の発達という面からも捉えられるし、社会人のスキルとしても多くが語られている。さらに日本人論としても様々な議論がある。いろいろな面から論じようとする意欲的な論文だが、やや戦線を拡大しすぎてしまった。論文もコミュニケーションの一形態ゆえの難しさである。
キーワード1 聞き上手
キーワード2 話し上手
キーワード3 人付き合い
キーワード4
キーワード5