学科 | 社会学科 | ゼミ教員名 | 鵜飼 孝造 | 年度 | 2019年度 |
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タイトル | 「時短」に強い社会人を作り上げるためには ?生産性と人材育成? |
内容 | 近頃、働き方改革の影響で残業時間が短縮された分仕事を家に持ち帰る社会人が増加しているというニュースをよく耳にする。これでは働き方改革をする意味があるのかと疑ってしまう気持ちがあるため、このことを論題に選んだ。これまでより短時間で今までよりも多くの仕事をこなすためにはAI・ロボットなどの設備に投資するなどの方法も検討されているが、私が着目したのは人材育成である。しかし人材育成の歴史を振り返ってみると、人材育成力は低下していると言わざるを得ない。このような状況下でも現在人材育成の転換期を迎えていると感じる。OJT中心から企業外に目を向けたOff-JTに関心が集まっている。 この状況を踏まえながらインタビュー調査を行った。社会人と学生両方の視点から人材育成を見つめてみた。調査の結果、次世代の人材育成のような企業外での人材育成に関する意見や存在を知る者は少なく、ほとんどの企業がOJT中心の人材育成を行っていると感じた。この教育に不満を感じる社会人が多いことも判明した。「時短」に強い社会人を作り上げていくためには、育成の方向性をより外側へと向けていく必要があると感じた。 |
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講評 | 今年度はゼミ全体のラストスパートが効いて力作が多かったのは評価できる。 ただし、先行研究の探索や質的量的調査をひととおり行なって議論しているのは良いが、自分のまわりの年齢・地域・階層に偏った議論になりがちなのは反省点である。 あらためて、いまの学生はインターネット・ネイティヴであり、その外側に視野を広げることの難しさを感じる。 卒業後も、古今の古典に親しみ、あるいは海外に旅をして学ぶことの重要性をかみしめて欲しいと思う。 |
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キーワード1 | 仕事の時間短縮 |
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キーワード2 | 人材育成 |
キーワード3 | 働き方改革 |
キーワード4 | |
キーワード5 |