学科 | 社会学科 | ゼミ教員名 | 鵜飼 孝造 | 年度 | 2020年度 |
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タイトル | 「なぜ若者はテラハを見たのか ~テラハの流行と終焉~」 |
内容 | テラハは若者を中心に人気のリアリティ番組だった。番組内容を簡潔に言うと、男女6人がシェアハウスしている様子をモニタリングするというものである。これが若者を中心に人気を集めた。2012年ごろから始まったのち、シリーズ化され、2020年まで続いた長寿番組なのである。 しかしながら放送途中で突如として終わりを迎えてしまった。それは出演者のうちの一人の女性が自殺してしまったからである。彼女はなぜ自殺をしてしまったのか。明確な証拠はないもののSNSにおける誹謗中傷が原因であると連日ニュースで取り上げられ、社会問題となった。私自身、テラハが好きで視聴していた上に、この論文を書いていた途中での事件だったため大きな衝撃を受けた。 そこで、どうして若者(自分)はテラハにハマっていたのかということを分析し、テラハでの誹謗中傷や終わってしまった原因について自分なりの考えを導き出した。それが一視聴者としてできる精一杯のことだと思った。 |
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講評 | タイムリーな大変面白い論文だった。リアリティ番組は実はリアルではなくて構築された内容なのだが、今回の悲劇は視聴者が番組を「リアル」なものとして、出演者の言動に誹謗中傷を集中させてしまった点に原因が求められる。論文ではそれまで「リアル」をうまく調整していたメカニズムが機能しなくなっていた点を指摘している。あらためて、テレビとSNSの関係の危うさを感じさせられた。 |
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キーワード1 | テラハ |
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キーワード2 | 誹謗中傷 |
キーワード3 | SNS |
キーワード4 | |
キーワード5 |