学科	社会学科	ゼミ教員名	鵜飼　孝造	年度	2020年度
タイトル	プリンセス映画から見る女性像の変化とプリンセス映画にハマる人の特徴

内容

ディズニープリンセスの女性像は時代に合わせ変化しているのか検証し、そのうえでディズニープリンセス映画にはまる人は自分の意志を強く持ちつつ、自己肯定的で、夢見がちな人という特徴を持っているのかインタビューを通して考察した。結果としてディズニープリンセスの女性像は時代に合わせ変化しており、社会の理想を表しているとわかった。ディズニー映画にはまる人の特徴としては周りからは「真面目」であるとみられることが多く、夢見がちな傾向がある人が多いということがわかった。またディズニープリンセスが社会に合わせて変化していることを読み取り、その魅力に気づく人も多いこともわかった。今後もディズニープリンセスの変化を読み解き続けることで社会では何が幸せとされているのか少しはわかるのではないだろうか。さらに社会の理想を描き続けることでその魅力に気づき、ハマる人も増えていくのではないだろうか。今後のディズニープリンセス映画の行方が楽しみである。

講評	毎年必ずディズニーファンがゼミにいるのを見て、ここまで多くの人を惹きつけるディズニーとは何だろうと思ってしまう。この論文では「真面目」と表現しているけれども、言い換えればそれは各時代の価値観に忠実ということだろう。それは変わっていくものでもあるが、ここで分析されているように、ディズニーはその変化に常にキャッチアップし、同時に先取りしてきた。著者自身がファンだけに面白さが伝わる良い論文だった。

キーワード1	ディズニープリンセス
キーワード2	女性像
キーワード3	ハマる人
キーワード4
キーワード5