学科 | 社会学科 | ゼミ教員名 | 小林 久高 | 年度 | 2020年度 |
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タイトル | インターネット・ゲーム依存症の恐怖 ―ゲームは規制すべきなのか― |
内容 | 近年インターネットの普及により、ゲームは多くの人にプレイされるようになった。多くの人の趣味にもなり、さらには職業にもなるほどゲーム産業は発展している。さらにコロナウィルスなどの影響でゲームに触れる機会も増え、この流れはさらに加速していくだろう。しかし、このゲームの普及の流れと共にゲーム依存症を危険視する風潮も増えている。 2020年3月18日には香川県で「ネット・ゲーム依存症対策条例」が可決、4月1日に施行された。これは日本では初となるゲーム依存症に特化した条例である。しかしこの条例には様々な問題点があり、話題を呼んでいる。本論文ではその問題点を明らかにするとともに、ゲーム依存症とは何なのか、ゲームは規制されるべきなのかを、様々な視点から分析する。 結果としてはゲームにはジャンルによって依存性はあるものの、他の依存症に比べると依存性は低いことが分かった。また香川県の規制については制作過程、内容の両面に問題があり、あまりにも無茶なものであった。そしてゲームの規制は過去の海外の事例などを見ても困難であることがわかる。社会などの影響を考慮し慎重に行う必要があることが明らかとなった。 |
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講評 | 香川県で制定された「ネット・ゲーム依存症対策条例」に関心を持った著者が、ゲーム依存症を指摘する言説の曖昧性と一面性を明らかにした論文。著者のゲームへの愛が感じられる。なお題にある恐怖"は「それは本当に恐怖なのか」という意味なので、「恐怖」とカッコつきにしたほうがいい。" |
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キーワード1 | ゲーム依存症 |
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キーワード2 | 香川県ネットゲーム依存症対策条例 |
キーワード3 | 規制 |
キーワード4 | |
キーワード5 |