学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 沖田 行司 | 年度 | 2015年度 |
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タイトル | 成瀬仁蔵の教育思想の研究 |
内容 | 成瀬仁蔵は、江戸・明治・大正を生き抜き、男性として女子教育を推奨し、日本の女子教育の発展に大きく貢献した人物である。成瀬を論じていくにあたり、第一章では、医者になる事をやめて教育家を目指すようになったきっかけと、成瀬の思想がどのように形成されていったのかを明らかにした。成瀬の生い立ちと成瀬が女子教育に関心を持ったきっかけについて論じていく。第二章では、女子大学創設のためアメリカに渡り、どのようなことを学んだのか、また、学んだことをどのように女子大学設立に向けて生かしたのかを本論文で明らかにしたい。さらに、具体的にはどのような教育実践を行ったのかを論じていく。第三章では、晩年になった成瀬が、衰弱しながらも自分の生涯と、今後の女子教育の在り方について述べたことについて論じていく。第二節では現在の日本女子大学家政学部と当時の家政学部について比較しながら女子教育の特質を研究していく。 |
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講評 | 【ゼミ全体への講評】 本年は卒論の取り組みが早く、各自計画的に論文作成に従事したため、 比較的スムーズに提出日を迎えた。卒論で一番注意したのは剽窃である。 教育史ゼミなので、基本的に原典史料を読みそれに解釈を加えるため、 独自の解釈が生まれてくる。たとえそれが少々幼稚な解釈であっても、 それなりに評価できるものであった。体育会に所属しているゼミ生が多 かったが、特別扱いは一切することはなかった。しかし、8年間の自己体験 に対応するテーマを選んだこともあって、結果的には個性的な論文を書き 上げることができた。論文作成を通して、ゼミ生の個人個人と対話ができた ことは指導する側にとっても意味のあることであった。論文作成とリーグ戦と 重なった諸君は本当にどちらも良く頑張った。またゼミの運営においても、 体育会に所属するゼミ生が大きな役割を果たしたことを付記しておきたい。 |
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キーワード1 | 女子教育 |
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キーワード2 | 留学 |
キーワード3 | 日本女子大学 |
キーワード4 | 沢山保羅 |
キーワード5 |