学科 | 社会学科 | ゼミ教員名 | 立木 茂雄 | 年度 | 2020年度 |
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タイトル | 大学生の一人行動と友人関係の関連性 |
内容 | 近年では個人化が進み,無理して誰かと関わらなく済むようになったが,家族や職域の人との繋がりでさえ結び続けることが難しくなっている.そして,身近で「ぼっち」という言葉がよく聞かれるくらい,一人であることを気にする傾向がみられる.そのような中で,近年,若者にとって,友人と過ごすことは,家族と過ごすことより充実感があるくらい,重要なものとなっている傾向もみられる.そのような友人関係に一人行動に対して寛容にさせるものがあるのではないかと考えた.そこで,周囲から理解されているなどの友人関係の心の拠り所さや,友人関係の満足感があれば,一人行動に対して寛容になるのではないかと仮説を立て,量的調査を行った.その結果,友人関係の心の拠り所度が高いと,一部の一人行動に対する意識項目の否定感が少し低いことがわかった.また友人関係の満足度が高いと,一部の一人行動に対する意識項目の否定感が少し低いこともわかった. |
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講評 | 筆者は、「ぼっち」でいられることと友人関係が豊かであることには関係があるのか、というリサーチ・クエスチョンを立てて計量的調査を行いました。102名への社会調査の結果は、ほぼ仮説通りで、一人でいられるためには良好な友人関係が存在することが前提になる、という「常識の虚をつく」ようなエビデンスを見つけることに成功しています。 |
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キーワード1 | 個人化 |
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キーワード2 | 一人行動 |
キーワード3 | 友人関係 |
キーワード4 | |
キーワード5 |