学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 山田 礼子 | 年度 | 2015年度 |
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タイトル | 理工系大学の国際化への展開と方向性 ―スーパーグローバル大学をもとに― |
内容 | 現在、世界ではグローバル化が急速に進み、日本社会でも、グローバル化への対応が余儀なくされている。また、高等教育機関も、国際化への推進が要求されている。本論文では、進む高等教育機関の国際化において、現場である大学はどうあるべきかという問題意識を基に、大学の中でも特に理工系の大学に焦点を当て、理工系の大学の国際化への展開や方向性を2014年に文部科学省が創設した、「スーパーグローバル大学創成支援事業」を参考に明らかにしていく。1章では、現在までに行われてきた、大学の国際化に向けた大学改革や施策より、現在進められる高等教育政策の背景を見ていく。2章では、「スーパーグローバル大学創成支援事業」の概要について見ていく。3章では、「スーパーグローバル大学創成支援事業」に採択された理工系の大学の調書を分析していく。4章では、分析した調書を考察し、各理工系大学の国際化への共通点や独自の取り組みから、国際化に向けた、大学の方針を明らかにしていく。 |
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講評 | 本年度の卒業論文を執筆した学生は20000字が10名、10000字が1名の計11名であった。 今年の学生たちは、比較的早期から課題を設定して課題に取り組んだといえる。また、当該ゼミでは大学院生を交えてのゼミでのディスカッションも日常化していることもあり、大学院生からのアドバイスを受けながら、課題に取り組み、アドバイスを受けて、修正した内容を教員に提出するというプロセスが機能したと評価できるだろう。ラーニング・コモンズを積極的に利用し、ラーニング・コモンズに常駐している教員からの学習指導を受けたことも、自立的に卒業論文に向き合えた要因となった。当該ゼミでは、データを収集し、それを分析することが基本となっているため、早期からデータ収集に取り掛からなければ、分析と卒業論文執筆までこなすことはむずかしい。自主的な学修を行っていることは評価できるが、一方では、中途半端な状況で教員や大学院生およびラーニング・コモンズの教員への学習指導を受けにいっていることが課題として浮かびあがってきた。完全とはいえないながらも、ある程度自分で書き上げるあるいは推敲した原稿を提出して指導を受けるべきであろう。その意味で、今年の学生たちは中途半端な状態での指導を受ける頻度が例年に比べてかなり高かったことが残念であった。 |
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キーワード1 | 国際化 |
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キーワード2 | 理工系大学 |
キーワード3 | スーパーグローバル大学 |
キーワード4 | |
キーワード5 |