学科 | 社会学科 | ゼミ教員名 | 鵜飼 孝造 | 年度 | 2023年度 |
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タイトル | 若者や高齢者の社会的孤立を防ぐための居場所づくりについて |
内容 | 本論文では、若者や高齢者が孤立してしまう要因や、社会的孤立状態に陥らないようにするための取り組みを様々な事例を用いて明らかにしている。インタビュー調査を行い、まだまだ社会的孤立状態に陥っている人が身近にいないことから、イメージが掴みにくいと考える人が多いと感じた。さらにカフェを経営されていたご夫婦の方が、地域の中で、気軽に話をできる居場所があることで、誰もが独りにならない場所をつくり、少しでも孤立状態に陥っている人を減らすことができるのではないかという意見も頂いた。また子どもたちの居場所作りについては、筆者自身が学童保育のアルバイトを通じて、子どもたちがどのようなことで悩み、苦しんでいるかに耳を傾け、それぞれが抱える課題について相手の立場になって考えることで、信頼関係を構築してきた。この経験から、人々にとって、一つでも自分の居場所があると自信を持って言えるような人が今後この社会に増えていくことを願いたい。 |
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講評 | 社会的孤立は、まさに孤立に陥っているゆえに周りの人にとって理解しにくいという指摘は、本質をついている。他方、孤立にも自ら選択したものもあるとの論点も重要である。また、著者は学童保育の実践を通じて、子どもに居場所を確保することが、自信や積極性につながり、孤立から脱却する力になりうると論じていることに説得力を感じた。 |
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キーワード1 | 社会的孤立 |
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キーワード2 | 居場所 |
キーワード3 | 学童保育 |
キーワード4 | 子ども |
キーワード5 | 高齢者 |