学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 埋橋 孝文 | 年度 | 2008年度 |
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タイトル | 新聞報道は児童虐待防止に役立つか -虐待防止につながる報道のあり方とは- |
内容 | 報道は人々のものの考え方や価値観に大きな影響を与えており、虐待防止に向けて果たせる役割は大きい。 本論文では、児童虐待事件報道を調査することによって事件報道の意義とその問題点について検討し、児童虐待防止を目指すためには、どのような報道のあり方がふさわしいか考察した。虐待事件記事の調査によって明らかになったことは以下のことである。①報道からは家族の情報については詳しくわかるが、家族にどのような救済方法があるのかはよくわからない。②虐待の起こった背景を詳しく続けて報道する事は、すべての事件についておこなわれるわけではない。 報道において重要なことは以下の事と考えられる。事件が起こった背景には何があったか、そして何が足りなかったのかということについて多角的な視点で報道を行うこと、プライバシーや人権に配慮した報道を行うこと、ひとつの事件から個別に続報を出し事件から教訓を学ぶ姿勢であることである。 |
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講評 | 今回の08年度埋橋ゼミ卒業生のクラスは総勢20名という「大所帯」でした.そのため3年生のときは正直言って一人ひとりに十分目が届きませんでした.それを「挽回」すべく(?),4年生の4月から1回につき2人の卒論発表をインテンシブにやりました.そのときに発見したのですが,それらの発表には優秀なものが多数含まれていました.最終的な産物である卒業論文も全般的にレベルの高いものになりました.TA山村さんの助力も大きかったと思います.各人の卒論寸評については社会福祉学生委員会『同志社福祉研究』No.51(2009年3月発行)をご覧ください. |
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キーワード1 | 児童虐待 |
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キーワード2 | 新聞報道 |
キーワード3 | 虐待防止ネットワーク |
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