学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 木原 活信 | 年度 | 2008年度 |
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タイトル | ひきこもりとインターネット |
内容 | 本論では、ひきこもりの支援ツールとしてインターネットを取り上げる。 第一章では、ひきこもりの定義について本論での定義を示し、それぞれの定義根拠を挙げた。また、他の定義と差異がある場合にはその部分を考察した。 第二章では、ひきこもりに類似した状態像として、「不登校」「ニート」「スチューデント・アパシー」の3つを挙げた。これらの定義や状態の特徴と、本論の定義との区別を述べる。 第三章では、ひきこもりの現状として人口的な問題や、性格傾向、また国際比較は諸外国の現状や日本の文化的背景に焦点をあてた。現状の中でも、特に支援に関しては第四章で述べ、訪問型・宿泊型・たまり場型の長所・短所について考察した。 第五章ではひきこもりとインターネットの関係について、当事者に及ぼす影響として「偏見がない」「インターネット依存に陥りやすい」等の特徴を挙げた。その特徴のマイナス面を今後の課題等として「おわりに」で触れた。 |
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講評 | 卒論のテーマ設定は、各自の自由に任せてあるので、それなりに自分自身の関心課題がかなり反映されているものと思われる。福祉領域のなかでも児童から高齢者、精神保健、病の課題、そして死の課題と広がりがあるものであった。現代という時代を反映してか、夫婦、離婚問題、ひきこもり問題、日本在住の外国人の子供と多文化などの新しいテーマもあったが、古くてなお未だ客観的な答えのない「生老病死」という課題に集約される。 |
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キーワード1 | ひきこもり |
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キーワード2 | インターネット |
キーワード3 | 社会復帰 |
キーワード4 | |
キーワード5 |