学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 空閑 浩人 | 年度 | 2008年度 |
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タイトル | 医療領域における社会福祉実践 ~ともに考え価値観を共有する視点からの援助の必要性~ |
内容 | 疾病や傷害が生じたとき、人はその疾病や傷害に着目してしまいがちになる。しかし、その疾病や傷害は生活に密接に関わってはいるが生活の一部にすぎないのである。つまり、疾病や傷害の中に生活があるのではなく、生活の中に疾病や傷害があるのだ。 現代にきてようやく、その生活が着目されるようになってきた。しかし、以前までなら生活にはあまり着目されずに、疾病や傷害に着目することが重んじられていた。そして今でもその余韻が残っていることは否定することができない。 医療機関において生活に着目しアプローチをする専門職。医療ソーシャルワーカー(Medical Social Worker 以下、「MSW」という)。だんだんとMSWの専門性が認められ、必要とされてきているのは事実である。しかし、上記したように、いまだに疾病や傷害に着目することに重きを置いている病院があり、まだMSWの専門性が認められていないところがあることも紛れもない事実である。 本稿では、MSWの働く環境の整備がされていない、そしてそれを行おうとしないことに疑問を投げかけながら、病院内でのソーシャルワークを行う者の必要性について明らかにした。 |
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講評 | 今年度のゼミ全体に共通するテーマは「ケア論」だったと思います。子どもや若者、高齢者、障害をもつ人々、何らかの生きづらさを抱える人々の誰もが、お互いに支え合うことができる社会、そのような社会のなかで誰もがお互いにケアし、ケアされる関係のなかにこそ一人ひとりの生活の安定や幸福があるということ、そしてどうすればそのような関係が共有していけるのかという問いなどについて、一緒に学び、考えたことが、それぞれの卒業論文で表現されていると思います。 |
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キーワード1 | 医療ソーシャルワーカー |
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キーワード2 | 生活支援 |
キーワード3 | 機能と役割 |
キーワード4 | |
キーワード5 |