学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 黒木 保博 | 年度 | 2008年度 |
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タイトル | 発達障害者への就労支援 ―障害特性を活かした職場環境作りを目指して― |
内容 | 発達障害という障害が注目されるようになり、発達障害者への支援や施策が広がり始めたのは最近のことである。支援には、学校や家庭、職場等においての周囲の人たちの理解が必要不可欠だ。特に、知的には障害はないとされる高機能自閉症やアスペルガー症候群の人たちに関しては、見た目からは障害があるとはわかりにくいため、障害ゆえのコミュニケーションの取りにくさなどを本人の性格のせいだと誤解されやすい。本論文では、こうした発達障害者の現状を踏まえつつ、発達障害者の就労支援に焦点を当て、どうすれば障害特性や個人の能力を活かせるような職場環境作りができるのかを考える。 また、就労支援において障害者と企業の架け橋になるジョブコーチについて取り上げ、その役割や支援方法、今後の課題等について実際のジョブコーチの方にインタビューを行った。さらに、発達障害者への就労支援事業の取り組みを紹介し、一般就労に向けてジョブコーチや企業側等はどのような支援をしていくべきなのかを検討する。 |
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講評 | 1、今年も各人の執筆「動機」は、各自の社会福祉実習やボランティア活動、クラブ活動からの「経験事実」であり、その意味では内容に関してはなかなか説得力があった。 2、評価としては二極化した。この差はどれだけ早めに卒業論文作成に取りかかったかという時間的かつどれだけ作成に熱意を持って取り組んだかによると思われる。とりわけ、論題内容を十分に検討して明確化し、資料収集をやり始めた人と、テーマが漠然としたまま書き始めた人との差があったと思われる。 3、文献収集法については、今年度も主に廣野TAにお願いしたが、集めた文献・資料活用についは個人差があったものの、全般的にはよくできていた。 4、卒業論文論題として掲げた各自の問題性・課題については、自分の「思い」と「証し」が表現できていた。 5,単なる問題指摘だけにとどまらず、課題点を明らかにして、その解決方法、改善方法等をぜひ書き込むようにとの要請に応えた人と応えられなかった人(そこまで書ききれなかった)がいたのは残念だった。 |
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キーワード1 | 発達障害 |
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キーワード2 | 就労支援 |
キーワード3 | ジョブコーチ |
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