卒業論文詳細

学科社会福祉学科 ゼミ教員名山田 裕子 年度2008年度
タイトル高齢者虐待 ―在宅介護を中心に―
内容 長寿国といわれている日本では,長寿を歓迎する反面,さまざまな介護問題が存在している.そのなかでも高齢者虐待という問題は,深刻化しているにもかかわらず,その実態があまり公にされていない.また,高齢者虐待の最近の傾向として,虐待に走る男性介護者の増加が挙げられる.なぜ虐待が起きるのか.本論文では,在宅介護で起こる高齢者虐待にスポットをあて,まず,日本の在宅介護の現状や介護者の心理などから,介護者が抱える問題点について考察した.また,高齢者虐待の現状と虐待が起こる要因について,実際に起きた虐待の事例や,虐待の実態調査に関する文献をもとに明らかにした.さらに,男性介護者による虐待が増加している原因を明らかにするために,男性介護者に焦点を当て,男性介護者の現状と,彼らが抱える問題点について考察をおこなった.
そして最後に,介護者の負担軽減や虐待の早期発見,男性介護者のサポートといった点に重点をおき,虐待の解決策を提案した.
講評
キーワード1 高齢者虐待
キーワード2 在宅介護
キーワード3 男性介護者
キーワード4
キーワード5