学科	社会福祉学科	ゼミ教員名	木原　活信	年度	2010年度
タイトル	学生のボランティア活動・地域活動への大学の支援の一提案―同志社大学学生に対するボランティア活動と地域活動に関する意識・実態調査からの考察―

内容	社会との接点となりうる、ボランティア活動や地域活動の重要性は社会に認識されてきている。しかし、ボランティア活動や地域活動に関心があるが参加出来ていない学生がおり、そのような学生に対し、大学として支援が必要だと考える。本稿では、著者が同志社大学の学生に対して実施した「ボランティア活動と地域活動に関する意識・実態調査」の結果を踏まえ、学生のボランティア活動と地域活動への大学による支援について考察した。また、ボランティア活動と地域活動の意義、そして、実際のボランティア活動に対しての支援としてのボランティアコーディネートを挙げ、大学の支援としての大学ボランティアセンターの役割などを述べた。そして、学生のボランティア活動や地域活動への支援の必要性や著者が考える同志社大学における支援の一提案をまとめた。

講評	学生のボランティア活動・地域活動への大学の支援について同志社大学学生に対するボランティア活動と地域活動に関する意識・実態調査から一提案をするという調査論文である。学部学生の卒論でありながら、さながら大学院生の論文のように膨大なオリジナルデータを駆使し、それを分析して、彼女なりの一つの考察まで精緻にもっていけたことは見事である。かつ、これを大学への提言へまでつなげたことも意義深い。提言を受けた側の大学の責任も大きいものとなった。

キーワード1	学生
キーワード2	ボランティア活動
キーワード3	地域活動
キーワード4
キーワード5