卒業論文詳細

学科社会福祉学科 ゼミ教員名空閑 浩人 年度2010年度
タイトル一人暮らし高齢者の孤独死を防ぐには -無縁社会を中心に考察する-
内容  近年、一人暮らしの高齢者の増加は社会的問題として取り上げられ、今や当たり前になっている。2010年1月末に放送されたNHKスペシャル「無縁社会」を通して、このような問題が起きていることを多くの人々が理解し、大きな影響を与えるきっかけとなった。   
 また、NHKが全国の自治体に調査したところ、ここ数年「身元不明の自殺と見られる死者」や「行き倒れ死」など国の統計上では上げられない「新たな死」が急増しているということを知った。
 なぜ、誰にも知られずに引き取り手もないまま亡くなっていく人が増えているのか。「新たな死」とは何かを考え、その原因を論文というかたちで伝えていきたい。
 人間が生まれながらに持っている尊い「いのち」についても考え、日本社会のあり方を見つめ直していく。「無縁社会」と言われつつある日本社会に対しての解決策、対策も踏まえつつ、自分の思いを伝えていく。
講評  一人暮らし高齢者の「孤独死」の問題を取り上げて、なぜそのような死へ至るのかの背景に関する検討から、孤独死や無縁死を防止するための方策について論じている。「無縁社会」と言われる日本社会のなかで、我々の生き方を問う内容となっている。
キーワード1 無縁社会
キーワード2 無縁死
キーワード3 孤独死
キーワード4
キーワード5