学科	社会福祉学科	ゼミ教員名	埋橋　孝文	年度	2010年度
タイトル	高齢者と生涯学習―高齢者の生活を充実させるために―

内容

生涯学習の概念は広義ではあらゆる学習であるといっても良く、すべての学習を包み込む。そのため人によって生涯学習のとらえ方が異なり、生涯学習の概念に対する誤解が多く生まれる。だがその広い概念のために多くの可能性を生むだろう。あらゆる人、学習が対象であることで、人が主体的に積極的に動くことで実現できるものは無限にある。 　そのような広大なフィールドの中で、高齢者は生きがいを求めることができる。生涯学習との関わり方は、どのように関わっても良く、人によって自分の適度な関わり方ができる。生涯学習で共に学ぶ人と仲良くしていくこともできるし、自分の好きな学習を思う存分楽しむこともできる。そして生涯学習を担う側になり、自分の思い描くものを創出しようとすることもできる。 　時代の流れの中で生涯学習を行政がすべてを担っていた時代は過ぎ去り、住民と行政の連携、企業と行政の連携による生涯学習の時代があり、今後は住民が生涯学習の中心的な役割を担う時代がやってくるだろう。

講評	高齢化の問題を生涯学習という観点から捉え直している．特に行政だけの視点からみるのではない論の展開に特徴がある．

キーワード1	生涯学習
キーワード2	高齢者
キーワード3	住民主導
キーワード4
キーワード5