学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 井上 智義 | 年度 | 2016年度 |
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タイトル | ついての検討 |
内容 | 本研究の目的は、世界中数多く存在する宗教の中で、信仰者数が増えつつあるイスラム教に焦点を当て、あらゆる角度から理解を深めることで、これからの配慮の仕方を明らかにすることである。イスラム教は、この時代の世界には終末がくるという預言が存在し、人々はそこから逃れるために信仰へと進んだことから誕生した。キリスト教、ユダヤ教という兄弟的存在であるイスラム教には、五行「信仰告白」「礼拝」「断食」「喜捨」「巡礼」という五行が存在する。これらの行為は全て、イスラム教のアイデンティティとして誇りをもって行われる。そのようなイスラム教を信仰する人が次々と増える理由としては、移民・難民との関係、また信仰を開始する際の用意さにあることが示された。陸の孤島に住み、あまりイスラム教と接する機会に恵まれない日本人にとって、イスラム教ははじめかく宗教の知識を身に付けた上で接することで、良好な関係を築くことができると考えられる。 |
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講評 | 私が指導する論文は、心理学の領域に限っているが、内容は、基本的には、学生本人の興味関心にゆだねているので、今年度もさまざまなテーマで各自が論文作成に取り組んだ。3回生のゼミから同じテーマで研究を深めた人がいる一方で、グループ研究でおこなったテーマとはかなり異なる内容に挑戦した受講生も、少なからずいた。10,000字の制限がある卒研については、本人が調査をすることなく、その領域での先行研究の論文10本以上をレビューするとともに、今後のその研究領域での展望を見据えたものを執筆することを課題とした。また、20,000字の卒論では、複数の心理学的な調査をおこない、その結果を考察することを課題とした。ゼミ全体では、16本の論文提出されたが、今年度は、面白みのある視点が備わったものが多かった。なかには、査読付きの論文として投稿しても、学術誌に立派に掲載されるレベルのものもあった。全体としてのレベルは高かった。 |
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キーワード1 | イスラム教 |
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キーワード2 | 宗教 |
キーワード3 | 文化的差異 |
キーワード4 | 配慮 |
キーワード5 |