学科 | 社会福祉学科 | ゼミ教員名 | 黒木 保博 | 年度 | 2011年度 |
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タイトル | 国民医療費の抑制―後発医薬品による医療費抑制と医療の質― |
内容 | 日本は少子高齢化社会と長年言われ続けてきたが,2011年版「高齢社会白書」によると今や超高齢社会となっている.超高齢社会は年金問題や介護,医療の問題など様々な問題も引き起こしている.特に本稿では高齢化に伴う国民医療費の増加について着目したい.2008年の国民医療費は34兆8084億円,2007年の34兆1360億円に比べ6725億円,2.0%の増加となっているように国民医療費は増加を続けている.特に,本稿ではジェネリック医薬品を通して,増大していく国民医療費を抑制していくという思惑の中で,ジェネリックを安全に安心して使うための問題点と,その解決を論じていきたい.医療費抑制はジェネリック医薬品のみでなく,医療保険制度改革による患者の自己負担が医療費抑制につながっているのか,また医療費抑制をすることで医療の質は下がらないのか,医療の質を担保していくにはどうすればいいのかを考察していく.特に医療の質の担保においては,医療と福祉の連携,融合ということが大事だと考えていることから,福祉に主眼を置いた医療の質,医療サービスの質について考えていきたい. |
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講評 | 国民医療費が増大し続けていることから、どのようにしたら超高齢社会での医療費が抑制できるかの問題意識で書かれた卒業論文である. ジェネリック医療品に着目し、これを具体的材料として論じている。また福祉と医療連携の視点からは医療や医療サービスの質を論じている. 大きなテーマであったが、なんとかまとめられたと評価したい. 論旨は明快である. 欲を言えば、やはり福祉の視点からの検討を掘り下げてほしかった. |
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キーワード1 | 国民医療費 |
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キーワード2 | 後発医薬品 |
キーワード3 | 医療の質 |
キーワード4 | |
キーワード5 |