学科 | 教育文化学科 | ゼミ教員名 | 井上 智義 | 年度 | 2016年度 |
---|---|---|---|---|---|
タイトル | カフェ文化と歴史 ~アイルランド・日本~ |
内容 | 私たちが頻繁に訪れる公共施設の1つとしてカフェが挙げられるだろう。しかし私たちの多くは、そのカフェの起源を知らないのではないだろうか。また、現在私たちがカフェを行く理由としては、コーヒーを求めてだけでなく、仕事や課題をしたり、本を読んだり、あるいは待ち合わせまでの時間稼ぎであることが多いと考えられる。このことから果たしてカフェを使う用途はカフェが始まって以来変わっていないのだろうか。さらには他国ではどうなのかも比較していく。そして、現在グローバル化が急速に進む中で、世界中といっても過言ではないほど幅広くカフェを展開している大手カフェチェーン「スターバックス」に目をつける。これほど幅広く世界に展開している業態はさほどないのではないだろうか。このことからグローバル化についても研究していく。これらのことから、現在では世界中に存在するカフェが日本、アイルランド(イギリス)にどのようにして伝えられ、発展してきたのかを明らかにすることを本研究の目的とする。 |
---|
講評 | 私が指導する論文は、心理学の領域に限っているが、内容は、基本的には、学生本人の興味関心にゆだねているので、今年度もさまざまなテーマで各自が論文作成に取り組んだ。3回生のゼミから同じテーマで研究を深めた人がいる一方で、グループ研究でおこなったテーマとはかなり異なる内容に挑戦した受講生も、少なからずいた。10,000字の制限がある卒研については、本人が調査をすることなく、その領域での先行研究の論文10本以上をレビューするとともに、今後のその研究領域での展望を見据えたものを執筆することを課題とした。また、20,000字の卒論では、複数の心理学的な調査をおこない、その結果を考察することを課題とした。ゼミ全体では、16本の論文が提出されたが、今年度は、面白みのある視点が備わったものが多かった。なかには、査読付きの論文として投稿しても、学術誌に立派に掲載されるレベルのものもあった。全体としてのレベルは高かった。 |
---|
キーワード1 | カフェ |
---|---|
キーワード2 | コーヒー |
キーワード3 | スターバックス |
キーワード4 | 喫煙 |
キーワード5 |