学科	社会福祉学科	ゼミ教員名	空閑　浩人	年度	2012年度
タイトル	誰もが安心して地域の「つながり」の中で暮らしていくために―社会的孤立に焦点を当てて考える―

内容	本稿は、社会の変化に伴う地域のつながりの希薄化によって引き起こされる「社会的孤立」に焦点を当て、現代の日本における地域社会の現状を明らかにし、誰もが「つながり」の中で安心して暮らしていくための、地域のまちづくりの実現に向けて検討することを目的としている。まず、地域のつながりの希薄化を踏まえた上で社会的孤立に焦点を当て、現代の日本における地域社会の現状を明らかにする。次に、地域住民と社会福祉協議会の専門職との連携によって実現した活動を事例として取り上げ、その考察を加える。最後に、これらのことを踏まえ、つながりの構築の実現に向けた問題点と課題を分析する。そしてさらに、つながりの構築には、地域住民による活動と専門職との連携が必要であることを主張し、筆者の考える地域福祉とは何かを伝えたいと考えている。

講評	本論文は、地域の住民同士の繋がりの希薄化のなかで生じている「社会的孤立」の問題に焦点を当てて、地域住民による「つながり」の構築に向けた考察を行ったものです。筆者がとてもがんばって取り組んだ社会福祉協議会での実習体験をふまえての、「脇坂地域福祉論」が丁寧に展開されています。

キーワード1	つながり
キーワード2	社会的孤立
キーワード3	地域住民
キーワード4
キーワード5